睡眠時無呼吸症候群

病気は、睡眠中につくられる

睡眠中に呼吸が止まる、または浅く・弱くなることで、日常生活に障害を引き起こす疾患です。
夜間に繰り返し起こる無呼吸・低呼吸により、血液中の酸素が低下したり、頻繁に中途覚醒が発生し、高血圧・脳卒中などの生活習慣病を合併するリスクが高くなります。
また、睡眠の分断は日中の眠気・集中力の低下を引き起こします。

睡眠時無呼吸症候群の原因

空気の通り道(気道)が閉塞することにより起こります。
睡眠中は筋肉の緊張も緩み、仰向けで寝ると重力により舌やのどの奥が軌道を狭くしてしまいます。

  • 筋力の低下/肥満による首周りの脂肪
  • あごが小さい、あごが後退している
  • 口呼吸

CPAP(シーパップ)装置による治療

睡眠中に鼻マスクを装着し、機器(CPAP装置)から一定の空気を送り込むことで気道を広げ、いびき・無呼吸を防ぎます。

身体・生活への悪影響

居眠り運転による事故の恐れ

居眠り運転による事故の恐れ記憶力、集中力の低下の恐れ

酸欠状態になり、心臓の血管に負担がかかる

高血圧や脳卒中などのリスクが高まる

生活習慣の中に潜むリスク

喉や鼻の粘膜に慢性的な炎症が生じて上気道のむくみが発生

上気道筋の働きを弱め睡眠中の上気道が極小化

上気道筋の働きを弱め睡眠中の上気道が極小化

加齢に伴う口腔咽頭筋の緊張低下

鼻閉による咽頭部の陰圧化と口呼吸による解剖学的な上気道の極小化

体重が10%増加すると、無呼吸低呼吸指数は約32%上昇

睡眠時無呼吸症候群と全身疾患

肥満に伴う生活習慣病やメタボリックシンドロームと密接に関連し、高血圧、脂質異常、耐糖能異常を高率に合併するため、心血管病、脳卒中、慢性腎疾患(CKD)も併発しやすいことが明らかになってきています。
また、胃食道逆流症(GERD)、夜間頻尿や性機能障害(ED)、妊娠高血圧症候群、居眠り事故の成因の一つとして睡眠時無呼吸症候群が関連する可能性が示唆されています。

睡眠時無呼吸症候群の検査・治療は
当院へご相談ください。

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